帰省
宮城から無事帰ってまいりました(^^)v
家族や友人に数年ぶりに会えて本当にホッとしました。
地震による傷跡があちこちに残っていて
もし次に大きな地震があったらと思うと心配になります。
それでも親も弟も友人も震災前と同じとは言えないけれど
普通に生活していました。
ただやはり地震後の物流、ライフラインの止まった状態は大変だったようです。
4日には仙台にあるドックカフェdogwoodさんでお手伝いをしてきました。ブログはこちら→★
こちらは被災わんこ&にゃんこをレスキューしているcafeで
現在250頭程のわんにゃんがいます。
こちらのお店です。
予定が詰まっていて、あまり時間が取れなかったのですけど
朝から昼まで、中大型犬のお散歩(排泄)のお手伝いをしてきました。
飼い主さんの分からないわんにゃんもいるけれど
大抵は飼い主さんのいる子ばかり。
一頭のワンコはリードを繋いでお散歩したのだけど、
ランの端っこまで行ってそこから全く動こうとしません。
他のボランティアさんに聞くと昨日面会があったばかりだそうで
ランから一番カフェに近い場所を全く動こうとしませんでした。
まぁ私が舐められていただけかも知れませんけど
切なくなってしまったのは事実。
早く飼い主さんの元に戻れる日を願ってやみません。
お外の時間が終わると朝ご飯。
最後に食器の片づけを少々お手伝いして、活動終了です。
ランチはおいしいと聞いていたカフェランチにしました。
一応ボランティアさん用のお食事もあったのですが
是非カフェの方で食べさせてくださいと(笑)
おいしそうなメニューのある中選んだのはビビンパ丼。
ちょい辛でうまうまでした(^^)b
その後はお買い物。
おやつを少しと柚に服を買ってきました(^m^)
後は募金箱に気持ちを押し込んで終了。
本当に少しだけのお手伝いでしたが、
させてもらって良かったです。
とっても頑張っているdogwoodさん。
これからも影でしっかりと応援して行きたいと思います。
5日は元々の地元、東松島市へ連れて行ってもらいました。
まずは高校まで暮らしていた地元地域へ。
ここは前を海、後ろを川に挟まれ、他に移動するには2本の道路しかない
陸の孤島ともいう所。
その2本しかない道路の内1本に通じる道も地震で崩れてしまったようで
残りの1本で避難しようとする車が集中し、多くの方が犠牲になりました。
近所の同級生、遠い親戚、買い物をしたお店の方…
水が未だに引かず、近くまで行く事は出来ませんでしたが
古い家でしたから倒壊してしまったようです。
それでも周囲に残った家は思ったより多かったかな。
とても住める状態にはなかったけれど、2階にあるものはなんとか
取り出せるのではないでしょうか?
そしてこの辺はまだ道路の瓦礫を除けただけの状態で
その先はまだまだ手が入らないようです。
その後は乗せて来てくれた友人の実家に寄らせてもらい
お仕事中の別の友人に顔を見せにラーメン屋さんへ(^m^)
そして更に別の友人の所へお邪魔しました。
ニュースや友人のお話で知ってはいましたが、
本当にこんな所まで?!って場所まで津波は来ていました。
実際に見てもまだ信じられない気分です。
小中高と通った学校に全て津波が来ていたのですから。
みんな指定避難場所だったのにね。
その後連れて来てくれた友人宅にお泊り。
こちらの多賀城もだいぶ被害の傷跡がありました。
翌日は妹の住む名取へ。
こちらもでも大変だったのが目に浮かぶようです。
泣き虫な妹はキツかっただろうなと思います。
多くの被災者がいて、みんなが大変だったから
大変だったって話しても、その相手も大変なんですよね。
たいした事は出来ないけれど、そのお話を聞くだけでも
今回は行って良かったのかなと思います。
あの日地震から数日はみんなと連絡が取れず
本当に心臓が痛くなるぐらい心配しました。
絶対に大丈夫!と思いながらも毎日のニュースで
こんな状態なのに?と現実を思い知らされて。
東京もよく揺れたし、心配しつつも自分達が避難する状況も想定して
あの時ほど苦しい数日間は今まででなかったんじゃないかな。
それでも気にかけたみんなは無事でケガもほとんど無く
お家の流された子もいるけれど、命があってこそだと思うし
これからも出来るだけサポートして行きたいと思います。
最後に…
dogwoodさんにいるワンコにゃんこにも
飼い主さんとまた一緒に暮らせて、笑顔になれる日を祈っております。